一人親方として働くという事
私は現在建設業に携わっています。この業界で多いのは一人親方です。つまり、自分一人で会社を立ち上げ、仕事を請け負っている職人を指します。特に多いのは、内装業で、ほとんどが一人親方です。今日は、そんな一人親方で働くことのメリットとデメリットについて記したいと思います。
まず一人親方として働く前に必要なことは、自分自身できちんと仕事の技能を身に着けることです。一人前にならないと一人親方として働くことはできません。一人親方のメリットは、自分のペースで仕事を行うことができるという点です。
もちろん、景気が良ければ仕事を選ぶことができます。基本的に工期は決まっていますが、自分で予定を組んで動くことができるのがメリットです。さらに、一人で予算を決め、一人で利益を独占することができます。余計な経費がかからないのが一人親方のメリットと言えます。
その一方でデメリットもあります。一人親方ならば、事務も会計も、そして請け負った仕事も一人で行わなければならず、一人ですべての責任を負うことになるという点です。特に、経験が少ないと最初はストレスが多く、精神面で疲れてしまうことが多いです。また、仕事も自分で営業してとってくることが必要になるので、お客さんと良いコミュニケーションを築くことも必要です。
このように、一人親方にはメリットもデメリットもありますが、責任感が強い人、さらには自分で自分を律することが出来る人は向いていると思います。