一人親方加入手続き 特別加入で労災保険

通常の労災保険適用外の経営者は一人親方加入手続きを行う必要があります

一人親方加入手続き 特別加入で労災保険

補償内容は多岐にわたります

『一人親方労災保険』は、労働者の為にある『労災保険』を その業務内容が労働者と同等となる一人親方に対しても特別に加入を認める国の制度です。

一人親方労災保険が適用されるのは以下の様な場合です。
・工事現場での作業中
・機材置き場で機材を積込み、工事現場へと運搬する作業中
(またはこの逆方向の場合)
・工事の打合せあるいは現場の下見等、工事に必要な業務中
・業務が原因で健康被害を引き起こした場合(熱中症、骨折、腰痛など)
・現場へ直行する際の通勤時

仕事中であっても、私用の為外出していた時の事故や 慰安会、レクリエーションでの事故は対象に入りません。 この一人親方労災保険では以下の様な場合でも災害救済されます。

・自然災害

通常『台風』などの自然災害で怪我をしても、労災の対象とはなりませんが これがお仕事中の災害で足場から落ちてしまった…という場合には適用となります。 この他、大雨で土砂が崩れて怪我をした、突風で飛んできた木が目に刺さった等 お仕事中に起こりえる意外な事故にも、一人親方労災保険が役に立つのです。

・健康被害

現在、石綿(アスベスト)による肺障害の発生が問題となっています。 20年、30年と時間をかけて身体を蝕んでいくアスベストですが このような場合でも一人親方労災保険に加入していたかが救済のポイントとなります。

『一人親方労災保険』は個人事業主の仕事と暮らしを守ります。 面倒だから…と後回しにせず、ご家族様の為にも加入をしてくださいね。