一人親方加入手続き 特別加入で労災保険

通常の労災保険適用外の経営者は一人親方加入手続きを行う必要があります

一人親方加入手続き 特別加入で労災保険

けがなどをしたときに誰が責任を取るのか

「一人親方」とは建設業などの仕事に一人で従事している人のことを指しています。通常、建設業に従事している人は建設会社を経営していたり、会社に雇われていたりしますが、一人親方はこうした会社には属さずに一人で仕事をしています。ですので一人親方は建設会社から仕事を請け負うことが多いのが特徴です。

一人親方は腕のいい職人さんが多いので、建設会社などからは仕事をもらいやすいというメリットがあります。特殊な技能を持っていたり、仕事が速かったりと重宝されていると言われています。

しかし、一人親方のデメリットは、けがなどをしたときに誰が責任を取るのかという問題です。会社に雇われている人であれば会社が管理責任を問われますが、一人親方の場合、雇われているわけではないので責任を問えないという問題があります。

そこで労災保険に加入することが必要になります。労災保険は会社が従業員のために加入しますが、一人親方の場合加入していない人も結構多いと言われています。ですので一人親方が建設現場で働く場合、労災保険に加入することが条件になっています。

一人親方が労災保険に加入する場合、一人親方労災保険組合というのがありますのでこれに加入している人がおいようです。組合費は月々1000円と結構安いのでオススメです。

一人親方がけがをしてしまうと働けなくなり生活がままならなくなり大変ですので、加入することをオススメします。